2017年第62回有馬記念の予想

◎02 キタサンブラック

◎02 キタサンブラック

〇08 レインボーライン

▲01 ヤマカツエース

 

圧倒的な実績のステイゴールド産駒

ここ10年で4勝。オルフェーヴルの2勝、ゴールドシップドリームジャーニー。今年はレインボーラインのみがステイゴールド産駒である。また、ディープインパクト産駒は2014年にジェンティルドンナが勝利するまで苦戦し続けたが、昨年2016年のサトノダイヤモンドでも勝利して傾向が変わってきたのかもしれない。ディープ産駒はミッキークイーンのみだが、ディープの全兄ブラックタイド産駒としてはキタサンブラックが出走予定。

一方で、ハーツクライ産駒はここ5年で(0-1-0-7)と苦戦が続く。人気のシュヴァルグランとスワーヴリチャードがハーツ産駒である。

 

前走は菊花賞ジャパンカップ

菊花賞からの参戦で(2-1-1-2)と好成績だが今年は出走なし。次点のジャパンカップ組は(1-2-3-24)。一方でエリザベス女王杯からは(0-0-0-7)。遡ればブエナビスタダイワスカーレットエリ女から2着しているが、2頭とも牡馬相手に互角以上のレースをたびたび演じてきた歴史的牝馬。今回の出走馬に歴史的牝馬と言える馬は見当たらない。

 

まとめ

ここ数年のディープ産駒の好走傾向と前走ジャパンカップからの臨戦で、素直に本命はキタサンブラック。いつの間にか単勝1倍台の人気馬になり、いろいろなドラマを背負った馬。有終の美を飾ってほしい。対抗はステイゴールド産駒でレインボーライン。単穴として、キングカメハメハ産駒はあまり好走歴はないがヤマカツエースを選択。昨年の有馬記念4着で先着したサトノダイヤモンドゴールドアクターが出走せず、1枠でキタサンブラックの後ろをぴったりマークして抜け出すという、去年の天皇賞春のカレンミロティックのようなレース運びを池添騎手が再現すれば面白い。